アラスカン・マラミュート

2018-08-26

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アラスカン・マラミュート
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アラスカン・マラミュートってどんなワンちゃん?

アラスカン・マラミュートアラスカン・マラミュート(Alaskan Malamute)は、スピッツ系に属する犬種で、アラスカ州西部のスワード半島(コツビュー海岸)が主産地です。また、もっとも長い歴史を持つ北極のそり犬の一種です。マラミュートはマーラミューツ(イヌイット族のマラミュート族のこと)からその名がきているとされています。マーラミューツは「高度な人々」の意で、平和を愛し、勤勉で、一婦を守り、旅の案内人をし、すばらしい犬を飼っています。文明の恩恵に浴していませんが、動物の力を借りることなくこの地で暮らすことは不可能なことはわかります。アラスカン・マラミュートは厳しい環境を生き抜き、またマーラミューツに従事したことから賞賛に値する忍耐力と、不屈の精神の持ち主であります。それから外観からシベリアン・ハスキー(Siberian Husky)と混同されがちですが、多くの特徴が異なります。

アラスカン・マラミュートの歴史はなーに?

アラスカン・マラミュートアラスカ西部の海岸地方で暮らすイヌイット(エスキモー)のマラミュート族(マラミューツ)が長期にわたって飼育していた労働犬で、そり引きや狩猟、漁業に従事していました。アラスカン・マラミュートは、そのマラミュート族から名がきているといわれています。

確証はありませんが、その起源をたどると、シベリアを原産地とするサモエドやシベリアン・ハスキーなどと同系統となる可能性があります。

アラスカン・マラミュートは、アメリカ大陸への白人上陸までは拡散を免れたため、高度に純粋性が保たれた古いタイプの犬種でもあります。 アラスカの北部にロシア人が漂着(アジア系の船員がベーリング海峡で鯨を捕っていたときに嵐にあいました、これがたまたまアラスカの発見になりました)した時、すでに原住民が住んでおり、ロシア人達は母国に戻り「犬ぞりと原住民」の様子を詳細に報告しています。

アラスカン・マラミュートの歴史は原住民と同じく起源がはっきりしていないこともあり、いろんな説があることは確かです。そのなかの一つの説は、氷河期にはアジアとアラスカ、そしてグリーンランドとラブラドルは、つながっていたと主張する研究者らが、そりを引いて移動する民族の特徴から、「犬とともに現在の地方にやってきた」といっている説があります。有力な説ではありませんが、長い歴史とともに犬と暮らしていたであろうという想像力がかきたてられますね。

アラスカがアメリカの領土となった時、アラスカに入ったアメリカ人探検家も「数百マイルもそりを引く、疲れを知らぬ犬」について驚きをもって記述しています。18世紀になると、海外からアラスカに探検家が訪れるようになります。彼らは、厳しい寒さの中で精力的に活動する犬たちに感動し、飼い主であるイヌイット部族の、犬たちへの深い愛情にとても感銘を受けました。これらの犬たちは、アザラシやホッキョクグマなど大きな獲物を狩猟する際には猟犬として活躍し、しとめた獲物を引っぱって帰るときには牽引き犬としての仕事もしていました。

その後1896年に金が発見されて以来(ゴールドラッシュ)、アラスカに大量の白人が流入しました。するとこのような人々の娯楽として、賞金をかけた犬ぞりレースが盛んになり、より速く走る犬を作出するために、あるいはただ単に多くの犬を供給するために、他犬種との雑交が流行しました。それまで純粋性を保っていたアラスカン・マラミュートですが、その血統は衰退してしまいます。
そんななか、1920年頃、ニューイングランド・ドッグレースの愛好家が、数頭のすばらしいアラスカン・マラミュートを見つけ出しました。そして1926年以降、アメリカ国内で純粋犬保存の機運が高まり、愛好家によって伝統的なアラスカン・マラミュートの改良が始まります。

その後、たちまちこの犬種の評判は広がり、1933年にはリチャード・バード提督の南極探検の旅をサポートする犬の中に、何頭かのアラスカン・マラミュートが選ばれることになりました。

第二次世界大戦中、アラスカン・マラミュートたちは再び、作業をこなす犬として、荷物の牽引き犬や家畜を集める牧畜犬、または探索救助犬として活躍しました。

1935年にはAKC(アメリカンケネルクラブ)に認められました。 現在は堂々とした姿を誇るショードッグとして、または忠実なペットとして活躍しています。

アラスカン・マラミュートの体の特徴とかを知りたいよ~~

アラスカン・マラミュートアラスカン・マラミュートは、体高よりも体長がやや長い形をしており、がっしりとした骨格と筋肉質のボディは北方犬特有のものです。骨量が豊富で、深い胸、力強い肩を有し、筋肉質の四肢は強靭で持久力があり、極地での長距離のそり引きを可能にしています。軽快で安定した歩様は、非常に効率的で、長時間のそり引きを可能にしており、理想的なそり犬としての評価は今も健在です。シベリアン・ハスキーと比べると丸みを帯びた容姿は、大型犬にしてはコンパクトな印象を与え、やや小さめの立ち耳、巻き尾、茶色の目を有します。

二重構造の被毛の上毛は3~5cmの粗毛で開立していますが、柔らかい下毛は油性を帯び、水分をはじく羊毛状で、皮膚に沿って密生して体温の放散を防いでいます。羽飾りのようにも見える巻き尾は特に被毛が豊富で、極寒の屋外で眠るときに顔を覆い、寒さから身を守るのに役立ちます。毛色は明るいグレーから黒までの色合いで、下腹部や脚の一部などに白のマーキングが入ります。顔のマーキングは顕著な特長となっており、常に白が優勢です。

アラスカン・マラミュートアラスカン・マラミュートは、速く走るというより、重いそりを引くために改良された力強い犬種です。アラスカでは犬ぞりレースが定期的に開催されています。アラスカン・マラミュートはその代表犬種で多くのレースの記録保持者でもあり、理想的なそり犬として高い評価を得ています。

オオカミに似た外観と鋭い目をしていますが、性格は穏やかで、人に対する親和性に優れており、忠実で献身的なコンパニオン・ドッグとなる資格を十分に備えています。また独立心があり、そりや荷車を引くことに大きな喜びを感じますが、目的なく歩き回ることもまた大好きです。

アラスカン・マラミュートの飼い方を簡単に説明すると…

アラスカン・マラミュートアラスカン・マラミュートは近年は家庭犬としても人気が高い犬種です。

もともと家族で暮らすタイプの犬なので、毎日十分な運動をさせていれば、家の中でも行儀のよい家庭犬になります。しかし、ただでさえ何マイルもの距離を走ることができる犬種なので、毎日十分な運動が必要です。長時間散歩をさせたり、走らせたり、できれば雪ぞりを引かせてあげるといった運動を取り入れるとよいでしょう。適当な運動をさせないとストレスがたまり、破壊的な行動を起こすこともあります。

人間に対しては人なつこく社交的ですが、知らない犬やペットや家畜に対しては攻撃的になる傾向があり、時々威圧的な態度をみせることもあります。また、たまに穴を掘ったり、遠吠えする傾向もあります。

温暖な気候や寒い気候の地域では、屋外で過ごさせることもできますが、暖かい季節には室内で涼しく過ごさせてあげましょう。また、1~2週間に1度程度はブラッシングをし、こまめにむだ毛を取ってあげましょう。

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アラスカン・マラミュートの基本情報をまとめてみたよ

>>>このワンちゃんの名前は?<<<

アラスカン・マラミュート(Alaskan Malamute)

>>>キャッチコピーは?<<<

重いそりを引いて走る力持ち

>>>このワンちゃんの原産国は?<<<

アメリカ合衆国(アラスカ)

>>>このワンちゃんをサイズ別に分けると…<<<

大型犬

>>>このワンちゃんの体高は?<<<

オス:55.9~64cm
メス:50.8~58.4cm

>>>このワンちゃんの体重は?<<<

オス:38kg以上
メス:34kg以上

>>>このワンちゃんの被毛と毛色の特徴は?<<<

被毛の上毛は3~5cmの粗毛で開立しているが、柔らかい下毛は油性を帯び、水分をはじく羊毛状です。

>>>このワンちゃんの性格は?<<<

穏やかで友好的、そして独立心があります。

>>>かかりやすい病気は?<<<

股関節形成不全 / 白内障

>>>このワンちゃんの運動量は?<<<

長時間散歩をさせたり、走らせたり、できれば雪ぞりを引かせてあげるといった運動を取り入れるとよいでしょう。

>>>お手入れの仕方は?<<<

1~2週間に1度程度はブラッシングをし、こまめにむだ毛を取ってあげましょう。

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Posted by Dog-ZooCan.Com