アナトリアン・シェパード・ドッグ

2018-08-19

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アナトリアン・シェパード・ドッグ
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アナトリアン・シェパード・ドッグってどんなワンちゃん?

アナトリアン・シェパード・ドッグアナトリアン・シェパード・ドッグ(Anatorian Shepherd Dog)は、トルコ原産の護畜犬種です。羊の群れを狼や泥棒から守っていました。

アナトリアン・シェパード・ドッグの歴史はなーに?

アナトリアン・シェパード・ドッグアナトリアン・シェパード・ドッグのもととなる護畜犬は、およそ6000年前から存在していたジョパン・コペギ(Coban Kopegi)という超古代犬種です。ジョパン・コペギが分化することによってトルコ西部のアクバシュ、中部のカンガール・ドッグ、東部のカルス・ドッグが誕生していった。

アナトリアン・シェパード・ドッグが犬種として確立したのは1900年代と、比較的遅い。カンガール・ドッグをベースにカルス・ドッグやアクバシュなどの先祖を共有するトルコ原産の護畜犬種の他、モロサスタイプの犬やワーキング・コリー、白い巨犬に属する犬などが自然交雑することにより出来上がった犬種です。トルコではヨーロッパやアジアなどから様々な種類の犬が行き交っていたためにこのような生い立ちを持ち、護畜犬として優秀な犬種に仕上がりました。

また、護畜犬としてだけでなく、セントハント(嗅覚猟)のための猟犬や軍用犬としても使われ、トルコの中部で人気でした。

1950年代にこの犬種は初めてアメリカに輸入されました。1967年には、トルコに駐在していた米国兵士によって2頭のアナトリアンの仔犬が持ち帰られ、ブリーディングが行なわれるようになりました。

しかし、この後『アナトリアンとカンガールを別の犬種として公認するかどうか』、『トルコ原産の護畜犬種を米国でどのように公認するか』について米国で激しい論争が始まり、結果、アメリカンケネルクラブ(AKC)ではアナトリアンとカンガールを別の犬種として公認し、一方でFCIではこの2犬種を同一犬種として公認することとなってしまいました。

アナトリアン・シェパード・ドッグの体の特徴とかを知りたいよ~~

アナトリアン・シェパード・ドッグアナトリアン・シェパード・ドッグは、たくましく大きな体を持っており、筋肉隆々で骨太です。頭は大きいですが、体の他の部分とバランスがとれています。頭蓋は幅広くてやや丸みを帯び、両目の間に浅いくぼみがあります。鼻口部は長方形で頭蓋よりやや短く、横から見た場合に先が丸くなっているものがよしとされます。唇はふちが黒く、少し垂れ下がっています。ただし上唇は下顎の外のきわより下に垂れていてはいけません。歯は上歯が下歯にややかぶさるはさみ状の噛み合わせでなければなりません。

アナトリアン・シェパード・ドッグの耳はV字型の小さめの垂れ耳で、先端が丸みをおびています。トルコでは、かなり短く断耳するのが一般的です。目は小さくてくぼんでいて、金色や茶色など様々な色があります。鼻と目の縁は黒か茶でなければなりません。首は太く筋肉質で、わずかにのど袋が見えます。背線はほぼ平らですが、腰の部分でやや丸みをおびています。背は脚の長さに比べて短め。胸は、肘まで達しています。前脚はまっすぐで、左右がしっかり離れています。高い位置にある尾は、後脚のくるぶし関節まで達しており、警戒したときに背のほうに巻き上げられるか、やや上向きに巻いた状態で垂れ下がります。

アナトリアン・シェパード・ドッグダブル・コートの被毛は、通常は淡黄褐色で、マスクは黒ですが、あらゆる色が認められています。淡黄褐色のほかによく見られる色には、ぶち、白、まだらがあります。被毛の長さは、季節や犬の血筋によって大きく異なります。被毛のタイプは大きく分けて、ショート(最短2.5cm)とラフ(約10cm)の2タイプ。耳、脚、尾に羽毛状の毛が見られることもあります。また、どの被毛タイプであっても、厚みのある下毛が生えています。

足が速くて俊敏、耐久力もあります。力も強いです。

飼い主家族や、その財産であるヒツジ、ニワトリ、ヤギ、ウシなどの家畜を、クマやオオカミ、泥棒などから守ります。生まれつき防衛本能が強く、特別なトレーニングをしなくても番をし、守るということが身についているからです。この防衛本能は成長すると共に発達しますが、1歳半ぐらいのときに突然表面化することがあります。攻撃的ではありません。

観察力も鋭く、見知らぬ人や動物には警戒心をもって対応します。特に成犬になるとこの傾向が顕著に見られます。ただし、相手に悪意がなければ、観察するだけの場合もあります。異常を察知すれば、当然攻撃的になります。

アナトリアン・シェパード・ドッグの飼い方を簡単に説明すると…

アナトリアン・シェパード・ドッグアナトリアン・シェパード・ドッグは、しつけの飲み込みや状況判断力は他のマスティフ種の犬に比べるとよい方で、主人に危害を及ぼしそうにないと判断した人や犬とは仲良くすることも出来る。知らない人が成犬と親しく接したいという場合には、飼い主が立ち会ってよく紹介し、慣らしましょう。家族が受け入れた人には、かなりなつきます。また、家族の子供を保護しようとします。ルールを守れる子供、特に子犬のころから一緒に育った場合は仲よしになれます。ただし、小さな子供やネコなどといった、アナトリアン側から見て予想外の行動をとりやすい人や動物には強い警戒心を抱き、場合によってはびっくりして攻撃してしまうこともあるので注意が必要です。飼うには万が一の事故を防ぐため、しっかりとした訓練が必要である。子犬の頃から人間に慣らし、服従訓練をし、飼い主が確固たるリーダーシップを示すことが必要です。自立心が旺盛なので、動機づけのはっきりしたトレーニング法にはよく応じます。しっかりと自分の考えを持っているので、飼い主の気分のムラに合わせるようなことはしません。

運動量はやや多めだが、体重が重く腰に負担がかかりやすいため、激しい運動はあまり出来ない。アゴの力が強いため、おもちゃは豚の骨やハードゴム、ロープなどで出来たものを与えることが推薦される。通常のおもちゃでは飽き足らず、家具やリモコンなどを噛んで壊してしまうといった事故も実際に起こっているので注意が必要である。かかりやすい病気は大型犬でありがちな股関節形成不全症である。

アナトリアン・シェパード・ドッグは、かなりゆっくりと成長します。生まれてから完全な成犬になるまでに、約4年かかります。股関節形成不全は、この犬にとってはそれほど深刻な疾患ではありません。しかし、ブリーダーは、予防措置として、すべての犬の血統のレントゲンを撮っておいた方が良いでしょう。麻酔には敏感です。また、犬のパルボウイルス感染症にも十分注意しましょう。アナトリアン・シェパードは、他の多くの犬種と比べて、パルボウイルスに対する免疫ができるまでに時間がかかるため、子犬のときにワクチンの追加接種が必要です。かかりやすい疾患は、眼瞼内反症、甲状腺機能低下症。耳の炎症もよく起こします。

年に2回の換毛期には、被毛の入念なブラッシングが必要になりますが、他の時期にはさほど手入れをしなくてもかまいません。アナトリアン・シェパードは、この大きさの犬としては小食です。成犬になると、高タンパクの食餌を好まなくなるため、適量または少量のタンパク質を含む食餌を与える必要があります。米とラム肉ベースの食餌を推奨するブリーダーもいます。

夜になると吠えたり、穴を掘るのが好きな場合もあります。多くの大型犬と違って、よだれを垂らしません。

アナトリアン・シェパード・ドッグよく世話をして大切にしてあげれば、14~16年ほど生きますが、実際に牧畜犬として働いている犬は、もっと寿命が短くなります。牧畜犬として一生を送る場合には、終日を家畜と共に過ごします。しかしその場合でも、人間にも野外である程度慣れさせるべきです。子犬のうちからグルーミングをして、人間にさわられる習慣をつけておけば、成長してから獣医師にかかる際、診察がスムーズにできるでしょう。

また、牧畜犬にする場合、家庭でペットとして飼ってはいけません。羊より家族といるほうを好むようになってしまうからです。この犬は、羊の番はしますが、家畜の追い込みはしません。自分のテリトリーの外周をパトロールして、高い場所を見つけては自分の見張るべきものを見渡すという行動をします。優れた視力と聴力があるので、数時間ごとに家畜の周りの「守るべきゾーン」をチェックして、何か悪いことが起きていないか確かめているのです。そして危険が近づくと、まず警戒の吠え声をあげ、さらに危険が大きくなるともっと大きく激しく吠えて、羊たちを自分の背後の安全地帯に集まるように促しますできる限り危険を遠ざけるような努力をし、攻撃は最後の手段にのみ行います。

トルコでは、害獣からのどを守るために、アナトリアン・シェパード・ドッグにスパイクのついた首輪をつけています。

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アナトリアン・シェパード・ドッグの基本情報をまとめてみたよ

>>>このワンちゃんの名前は?<<<

アナトリアン・シェパード・ドッグ(Anatorian Shepherd Dog)

>>>キャッチコピーは?<<<

羊を守るでっかい犬

>>>このワンちゃんの原産国は?<<<

トルコ

>>>このワンちゃんをサイズ別に分けると…<<<

超大型犬

>>>このワンちゃんの体高は?<<<

オス:71cm以上
メス:68cm以上

>>>このワンちゃんの体重は?<<<

オス:50~68kg
メス:約36~54kg

>>>このワンちゃんの被毛と毛色の特徴は?<<<

被毛はショートコートかラフコート。毛色は通常は「ウィートン(小麦色、淡黄褐色)」や「フォーン」で、マズルや耳などは「黒い」。

>>>このワンちゃんの性格は?<<<

賢く従順。観察力に優れ、警戒心が強い性格です。

>>>かかりやすい病気は?<<<

股関節形成不全 / 皮膚病

>>>このワンちゃんの運動量は?<<<

普通 (速足で30分×2) 。

>>>お手入れの仕方は?<<<

獣毛ブラシでブラッシングしてあげましょう。

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Posted by Dog-ZooCan.Com