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グレート・ピレニーズ / ピレニアン・マウンテン・ドッグ

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グレート・ピレニーズ / ピレニアン・マウンテン・ドッグ

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どんなワンちゃん?
グレート・ピレニーズ(Great Pyrenees)は、ピレネーの山岳地域で発展した護畜犬種です。ヨーロッパでは「ピレニアン・マウンテン・ドッグ(Pyrenean Mountain Dog)」、出生地のフランスでは「ル・シェン・ドゥ・モンターニュ・デ・ピレネー」または「ル・シェン・デ・ピレネー」と呼ばれます。中世のフランス貴族に愛されていました。

このワンちゃんの歴史は?
グレート・ピレニーズの歴史は大変古く、数千年前にチベット高原に棲息していた大きな犬、チベタン・マスティフ(Tibetan Mastiff)が祖先犬ではないかと考えられています。

紀元前1800年から1000年の間に、中央アジアから、アーリア人や海の商人だったフェニキア人によってヨーロッパに持ち込まれ、スペインのピレネー山脈やその他のヨーロッパの山岳地で飼われるようになりました。

この犬種は、羊などの家畜の群れを守る番犬として使われていたようです。

中世のフランスでは、グレート・ピレニーズは威風堂々とした警備犬として活躍していました。やがてこれらの犬たちを番犬として置いておくことが、各地の領主のステータスとまで考えられるようになりました。

17世紀後半、グレート・ピレニーズはフランスのある貴族の目に留まり、ルイ14世のいた宮廷に番犬として飼われることになります。その後、1675年には、ルイ14世によって「フランス王室犬」に定められることになりました。

20世紀までに、この犬種はフランス王室からいなくなり、かわりにイギリスなど海外での人気が高まります。1850年頃、英国のビクトリア女王がピレニーズを所有していました。

外国に渡ったグレート・ピレニーズは家庭犬、観賞犬としての人気が高まり、ペットとしての扱い易さや容姿が重視されたため小型化し、この犬本来の資質が失われたと指摘されました。

グレート・ピレニーズへの関心はどんどん薄れていき、さらにピレネーの山岳地域でも野生の害獣が減少したことにより、数を減らしていました。その後、愛好家たちは、一部の山岳地帯で生き残っていた質のよい血統を受けついだ犬たちをもとに、この犬種を発達させ、現在のグレート・ピレニーズの基盤が築かれることになりました。

近年は牧羊犬としての気質を残し、より巨大な犬に回帰する傾向が見られます。

このワンちゃんの特徴は?
巨大で美しい、白を基調とした犬です。「ピレネーの生きた雪のかたまり」と形容されることもあります。体高より体長がやや長く、骨太でほどよく筋肉がついています。非常に大きな外観が特徴です。

被毛は長毛で、毛色は真っ白、または白地にアナグマ色や灰色、黄褐色の様々な濃さのマーキングがある場合もあります。

ピレネー山脈の傾斜地や起伏の激しい土地で、どのような天候であろうと、家畜の群れや羊飼いの家族をクマやオオカミなどから守るという仕事をしていました。そのため頑丈そうで、堂々としていて落ち着きがあり、いざというときは、俊敏で恐れを知らない闘志を示します。

このワンちゃんの飼育方法は?
グレート・ピレニーズは、家族に忠誠を尽くし、知らない人や他の犬に対して警戒心を怠らない、番犬として最適な気質を持っています。

挑発したり刺激を与えなければ、非常に穏やかで行儀がよい犬種です。また、家族や子供たちに対してもとても寛容に接することができます。

テリトリーの防衛意識が強く独立心が旺盛なため、やや頑固な性質も持ち合わせており、信頼できない飼い主に対しては、威圧的な態度を示して優位に立とうとする傾向があります。なかには吠え癖を持った犬もいます。

グレート・ピレニーズの場合、体型をキープするためには毎日の運動が欠かせません。しかし、運動の量自体はそれほど多くを必要とせず、ゆったりとした速さでの散歩で十分です。ハイキングのように坂を上り下りすることが大好きで、特に寒い日や雪の日に歩き回ることを好み、暑い気候は比較的苦手です。

屋外で過ごすことができますが、基本的には室内で家族と一緒に過ごさせてあげましょう。飼育スペースは十分な広さが必要です。

週に1~2回はブラッシングをし、シェディング(むだ毛・抜け毛取り)を毎日してあげましょう。よだれをたらしたり、水を飲むときに周りを汚したりすることもあります。

このワンちゃんの基本情報は?

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